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立夏 次候 蚯蚓出ずる (みみずいずる)
立夏の次候、「蚯蚓出ずる」は、ミミズが土の中から出てくるころ。

新暦では、およそ5月10~14日ごろ。

愛知県一宮市の真清田神社の御田植祭が5月第2日曜日に行われ、2013年5月12日に行われた御田植祭を見にいった。


2021年5月15日 記

今年の立夏の次候は、5月10~14日、旧暦の3月29日~4月3日。

日中は夏日になったりするが、朝晩はまだ冷える。


芹をモリモリ食べていたキアゲハの芋虫が4尾とも姿を消した。
どこか目立たないところで蛹になっているんだろうが、探しても見つからない。


10日に地元野菜を売る「ひまわりファーム」へ行ったとき、「小梅の実」も売りに出されていて、家の庭になっている小梅の実をいつ収穫しようかと迷っていたので、この時期が収穫の時だな、と57個の小梅を収穫した。

ここ数年は一つも生らなかったので、今年は上出来だ。

早速、ウォッカと氷砂糖で漬けこんだ。



このところ散歩では目新しいものは見当たらず、野草で一種、花を付けている「セイヨウトゲアザミ」を見つけた。

もちろんこれも「PictureThis」で検索した。

開花時期は夏。

昭和40年代後半に移入した帰化植物で、繁殖力旺盛で、駆除のむつかしい強害雑草だそう。


家の庭では、「ドクダミ」が花を咲かせ始めた。

庭のあちこちに生えていて、以前は抜いていたが、中国の貴州省の少数民族を訪ねる旅で、ドクダミの根っこを刻んだものを焼き魚を食べるときの薬味に使っているのに出会い、2017年にエビの養殖でベトナムへ呼ばれたときに、こちらは葉っぱそのものを煮魚などの料理と一緒にむしゃむしゃと食べる習慣に出くわし、ドクダミもハーブの一種だな、と気が付き、庭に生えてくるものは抜かずにいる。

ドクダミは強烈な味・香りがするので、魚の生臭さを消すにはよいが、日本に帰ってからは新鮮な魚を食べるので生臭さはなく、ドクダミを必要とはしなくて、一度試したきりで、これは風土に合ったところで食すものだろう。


また、「ポルトジンユ」も花を咲かし始めた。

冬の間も一つ、二つ、といじけた花を咲かせていたが、春から今年の茎・葉っぱが出てきて、新しい花を咲かせ始めた。

これは一昨年、ひまわりファームで苗を2株購入したもので、気候が合うのかどんどん増えている。

購入したときは「奇跡のハーブ、マンジェリコン」として売っていたが、効能などを見てみようとネットで調べると、これは、「ポルトジンユ」という植物らしい。

ポルトジンユも「奇跡の薬草」ということで、効能はマンジェリコンと同じのようだ。

生の葉っぱを食べると、苦味と独特の風味で、あまり美味しくないが、まあ体にはいいんだろうと、卵焼きに混ぜたりして食している。



庭でいくつかの昆虫と出会った。

まずは、蛾。

結構特徴的な形をしているので、すぐに名前がわかるかと思ったが、蛾は種類が多くて、ネットで調べてもドンピシャの写真には出会わなかった。

動きが鈍く、多分、羽化したばかりと思う。
 

多分、「トノサマバッタ」の幼齢のもの。

ミントの葉っぱの上にいた。


小梅の葉っぱの裏にブラシのような面白い形をした毛虫を見つけた。

 

そしてまた蜘蛛。

多分、「スジブトハシリグモ」。


もう一種は、小さな蜘蛛で、横姿でよくわからない。


14日、スーパーマーケットのベイシアの鮮魚売り場で、体長30cmほどの「角トビウオ」というのが並んでいたので購入した。

ネットで調べると、「角トビウオ」の和名は「ハマトビウオ」。

東京周辺で「角トビ」と呼ばれる。

「ハマトビウオは日本近海に産するトビウオの中では最も大型で、最大で全長50cmに迫るものもいます。前から見たときに断面が四角く角ばるので「角トビ」と呼ばれるのです。」

旬は、春、とのこと。

塩焼きと煮つけでいただいたが、身は淡泊で白身魚のような感じで、悪くない。


2024年5月16日 記

今年の立夏の次候は5月10~14日。

12日深夜から13日は大雨が降ったが、他はおおむね晴れて日中は暑いが朝晩は肌寒い日々が続いた。

12日には、レモンドクダミテイカカズラの花が咲き始めた。

ドクダミは中国の少数民族を訪ねる旅やベトナムでエビ養殖の仕事で滞在した時の経験から、これはハーブの一種だな、と思い庭に生えてくるドクダミは抜かずにおいている。

中国ではその根を、ベトナムでは葉っぱを魚料理のときに魚の生臭さをけすために一緒に食べるが、日本に帰ってから新鮮な魚の刺身でドクダミの葉っぱを食べてみたが匂いがきつすぎて旨くない。

で今回、そうだ鰹の刺身の残りを塩麹漬けにしたものがある、と思い立ち、ドクダミの葉っぱといっしょに食べてみるとこれが正解。若干あった生臭みが完全に消えてドクダミの味も弱まり、ぐぅんと美味しくなった。


10日には、月桂樹の葉っぱの先に多分孵化したばかりと思われる蜘蛛の子が散っていた。


10日はまたひまわりファームと舞阪の魚屋へ買い出しに行く。

ひまわりファームでは、八竹(300円)と夏野菜のトマト(140円)、それに新ジャガ(150円)と人参(130円)を仕入れる。


「八竹(はちく)」はウキペディアによると、「淡竹」「甘竹」「呉竹」ともいうそうだ。

「ハチクは中国原産の竹の一種。黄河流域以南に広く分布する。日本ではモウソウチクやマダケとともに日本三大有用竹に数えられている。
ハチクの筍(タケノコ)は、えぐ味がなく美味とされるが、店頭で見かけることは少ない」

ということで、これに出会えるということはこの地に住んでいることの幸運の一つかもしれない。

いつものように圧力鍋で米糠を入れて茹でたが、えぐ味がないということで、米糠は入れなくてもよかったようだ。

圧力鍋に入るように三つに切り分けて15分茹でた。


根元のほうを縦に二つに切り分けると、竹そのもの。


定番の油揚げと一緒に煮物にして、筍ごはんも炊く。

香りは孟宗竹の筍より弱いが、えぐ味は全くなく柔らかく味もしっかりしていてこちらのほうが美味しいような気がする。

 

トマトは、私にとっての定番の「西紅柿炒蛋」。

夏野菜としては、まだ時期的には早いようで、トマトの味は薄い。


舞阪の魚屋では、なじみの魚の中に1尾だけ初見の魚があって、これは何と尋ねると「キハタ」とのことで、それではと購入。

1尾、全長32cm、540g。1170円。


「ぼうずコンニャク」さんによれば、

「鰭などが黄色みを帯びているので、「黄羽太」、「黄かな」などと呼び。アオハタという標準和名はあまり馴染みがない。」

ということで、和名は「キ」ではなく、「アオハタ」。

とりあえず三枚におろして、半身を刺身にする。

おろしているとき、内臓に脂があったが、身のほうは意外に脂も旨味もなくきわめて淡白。


刺身ではものたらなかったので、半分ほど食べてから急遽、卓上に常備しているオニオンスライスの甘酢漬けをのせてオリーブオイルを垂らし、庭からフェンネルを摘んできてカルパッチョ風にしてまずまず。


もう半身は、脂のない白身の定番でフライにして、新ジャガもポテトフライにして、「フィッシュ&チップス」として、お酒が進む。

 
 

内臓には、卵巣が発達し始めていて、肝臓には脂があって、煮付けにして旨い。

 

頭とアラの味噌汁は脂があって旨い。


このところアラをほじくって見つけるのが楽しみになった、「キハタのタイのタイ」


12日、4月8日にプランターに種を蒔いて、室内で育てていた「香菜(ぱくちー)」が密集してひょろひょろしているのでいくらか間引いて、地元の豚肉を売っている「とんきい」で仕入れてきたしゃぶしゃぶ用の肉で豚しゃぶにして香菜をたっぷり載せて、ごま油、辣油、醤油、酢をかけていただいて、めちゃ旨で芋焼酎が進んだ。。