表紙 / 七十二候 / 蚕起きて桑を食う

小満 初候 蚕起きて桑を食う (かいこおきてくわをくう)
小満とは、命が次第に満ち満ちていくころのこと。

草も木も花も、虫も鳥も獣も人も、日を浴びて輝く季節。

その初候、「蚕起きて桑を食う」は、蚕が、桑の葉をいっぱい食べて育つ頃。

新暦では、およそ5月21~25日ごろ。

5月23日は、「523のこいぶみ」で、ラブレターの日だそうだ。


2021年5月28日 記

今年の小満の初候は、5月21~25日、旧暦の4月10~14日。

21日に大雨が降り、その後は晴れたり曇ったり。

22日に、梅雨にも入ったことだし庭の南高梅の実を採って(12個)、梅酒用に、ウオッカと氷砂糖に漬けこんだ。

散歩コースの田んぼには水が張られている。


蚕はいないが、色々な芋虫や毛虫が見られる。

ギシギシは一株すっかり食いつくさていたが、ベニシジミ蝶の幼虫も盛んにギシギシの葉っぱを食べていた。


柿の葉には、多分ヒトリガの類と思われる毛虫がいた。


マルバシャリンバイの葉っぱにも、ヒトリガの類と思われる毛虫がいた。


アーティチョークの葉っぱにもヒトリガの類であろう毛虫がいる。


アーティチョークの葉には、ダンゴムシもたかっている。


タラの木の新芽には、テントウムシの幼虫がいた。


栗の木のは、また色々な虫がたかっている。

まずは、ベニツチカメムシ。


アシブトハナアブ。


ハエの類だろうか、美しい。
すぐ飛び立ってしまったので、ピンぼけになった。


小梅の葉には、美しい甲虫がいて、多分ハムシの類だと思う。


家の近くの排水路の茂みの中に、コジャノメ蝶が数尾とまっていた。

 

蛾のトンボエダシャクも見つける。


コシアキトンボも羽化したばかりのようだ。


蜘蛛も何種類か、見つける。

まずは、コガネグモ。


種類は不明。


家の中では大型の手のひらぐらいあるアシダカグモが今年初見。

この蜘蛛はゴキブリを食べてくれるそうで、放し飼いにしている。


雨上がりの23日には、キノコを2種類見つけたが、名前は不明で、キノコは毒が怖いので、採らずにおいた。

 

雨上がりの水たまりに、小さな蛙が数匹いた。

ヌマガエルだろうか?


散歩コースの浜名湖の葦の生えているところで、いつも見るアカミミガメとは違う亀を発見。

多分クサガメだと思う。

泥の中に潜り込んでいったので、捕まえて写真を撮り、元場所に戻してやった。


家の前の電線に、多分今年生まれの巣立ちしたばかりと思われるツバメがとまっていた。


家の庭では、ハナショウブが咲き始めた。


散歩コースでは、ヨウシュイボタ(洋種水蝋)の花が咲き始めた。


近くの池では、イグサの花も咲いている。

 

25日、地元野菜を売る「ひまわりファーム」へ行くと、夏野菜が出始めていた。

トマト(250円)、茄子(180円)、南瓜(150円)、香菜(パクチー)(100円)、玉ねぎ(120円)、ジャガイモ(110円)。


トマトは、中国にいたときに家常菜としては一番好きだった「西紅柿炒蛋」で食べている。

ずっと以前はトマトを炒めてから卵を割り入れていたが、それだと卵がまとまらなくて、映画の「しあわせのかおり」を見て、卵を炒めてからトマトを入れることを知った。

この映画は金沢と中国の紹興の「東浦鎮」が舞台になっていて、東浦鎮は私も訪れたことがあり映画を見たときはうれしくなった。

茄子は、たっぷりのオリーブオイルでニンニクといっしょに焼いて、仕上げにごま油と醤油をたらして香ばしくして食べている。


今回の香菜は、麻辣豆腐丼にたっぷりのせていただいた。

「麻」は、アミカで仕入れた「花椒」をたっぷり入れて、「辣」は唐辛子とごま油の自家製の辣油を入れている。


2024年5月31日 記

今年の小満の初候は、5月20~25日。

20日は前の晩から大雨が降ったが夕方には晴れて、栗の花が開き始めた。

21~25日は晴れたり曇ったり。

22日に花菖蒲が咲き始め、23日には紫陽花が色づき始め、24日には琵琶の実が熟し始めた。

正に、小満の「命が次第に満ち満ちていくころ」。

22日、またひまわりファームと舞阪の魚屋へ買い出しに行く。

ひまわりファームでは、今年初物のズッキーニ(120円)と蕗(100円)。それにインゲン豆(120円)、ジャガイモ(170円)、トマト(110円)、エシャロット(100円)。


ズッキーニは、牛筋が買ってあったので、玉ねぎとともにトマト缶のトマトで煮込んだ。

蕗は油揚げとともに麺つゆで煮物にする。

インゲン豆は、これも油揚げとともに炊き込みご飯。

エシャロットは、ラッキョウの若いものとのことで、ラッキョウのように甘酢漬けにした。

新じゃがは、レンジでチンして、ポテトサラダにしたが、庭に生えているハーブのサマーサヴォリーの葉を混ぜると素晴らしい味になった。

トマトは、例によって西紅柿炒蛋。

ひまわりファームのある村櫛町にメダカの養殖場があって、ひまわりファームで何種類も並んで売っていて、家の庭のミニ蓮の鉢にボウフラがわくといけないので、その対策で錦秋という品種のメダカを5尾(480円)を購入。

 

舞阪の魚屋では、店に入るとすぐの所に珍しく、天然の若鮎がパックに入って並んでいたので購入。

大きなもので、1尾、全長17cm、40g。1パック6尾入りで195g、1300円。

4月4日に購入した鮎子は、9cm程であったが、生長して若鮎となった。

生の時は強いキュウリの様な香りがあり、私はあの香りは川で珪藻を食べているからそんな匂いになるのだと思っていたが、ネット検索によると、

「アユのスイカやキュウリに似た独特の香りはアユの体内の不飽和脂肪酸が酵素によって分解された時の匂いだそうです。この匂いはやはり餌飼料の影響を受ける為、育ち方で香りが異なるそうです。」

とのことで、今回購入した若鮎は浜名湖内で育ったものだろうから珪藻よりも動物プランクトンを食べていただろうから、キュウリの香りは、珪藻由来ではないようだ。

鮎はけっこう養殖もされているので、本当に天然ものだろうかとその違いの見分け方をネットで探していて簡単な見分け方を見つけた。

天然鮎は、「下顎側線孔」というのが左右対称にあるとのことで、今回購入したものは確かに天然物だ。


とりあえず、2尾は定番の塩焼きにする。

思ったより脂もあり、美味しい。

背骨を抜くのも試してみたが、意外と簡単に抜けて、身にかぶりついた。。

 

残りは保存用にと甘露煮にして、頭からかぶりついて、骨も柔らかく旨い。


塩焼きの腹鰭のところをつついて見つけた、多分「鮎の鯛」


そのほかに、この日は小鯵と小カタクチイワシも購入。

子鯵は、1パック320g入り500円。1尾全長9cm、6gほど。
小カタクチイワシ1パック330g入り、250円。1尾全長8cm、2.5gほど。

これらは定番のから揚げ。

常備のオニオンスライスの甘酢漬けとフェンネルの花をそえて美味しい。


から揚げで残ったものは、これも定番の醤油と味醂で煮つけて佃煮風の保存食とする。

ご飯にも、お酒のあてにも良し。