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24 車江
12月16日から榕江で萨吗節(さあまあじえ)というお祭りがあると聞いていたので15日に肇兴から榕江へ向かった。

朝8:20のバスで黎平へ出て榕江行きのバスに乗り換え、榕江市内へ入る手前の「三宝侗寨」とも呼ばれる「車江(ちょうじゃん)」で13時20分に降りる。

車江には巨大な鼓楼と萨吗廟もあり、この祭りの中心地になり、すでに多くの人でにぎわっている。

この鼓楼は、21層、36.8mの高さで、もともとあった鼓楼の基礎の上に2000年に21世紀の平安を祈って建て直されたものだそうだ。

 

9月に滞在した時に泊まった農家旅館が鼓楼前広場に面してあるので今回もそこを予約しておいた。

宿に着いて、老板娘に祭りの日程を確認すると、18-20日、という。

えぇぇぇ、と思わず声が出たが、帰国の飛行機は25日夕方なので大丈夫、21日に凯里、22日に寝台車で23日に義烏、25日に上海、という日程を組んだ。

旅館は、秋の普通価格は1泊60RMBだったが、今回は祭りの特別料金で100RMB+エアコン使用料20RMBで、1泊120RMB。

朝、昼は腸粉や蒸したもち米が5RMBで、晩飯はスープとおかず1品にご飯で毎日20RMBだった。

前回来たときは鼓楼は改修中で広場も草ボウボウであったが、今回はきれいに整備されて、鼓楼正面の龍の飾りも美しい。

 

広場の賑わいは、18日の開幕式のリハーサルで集まってきている人たちで、いろいろな民族衣装を見ることができた。

 
 
 
 
 
 

この日は天気が良くて、夕日が美しかった。


この日から17日まで3日間はこのリハーサルを見て過ごす。


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