表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 苗年・侗年の祭り / 06 雷山鼓蔵節 闘牛 B級

06 雷山鼓蔵節 闘牛 B級
11月29日~12月2日の4日間、雷山で「東方闘牛大塞」という雲南やタイ国などからも参加のある、大闘牛大会が開かれた。

賞金は8万RMB(100万円余り)で、牛王の決定戦にふさわしい。


この日の11月29日はB級で、牛王を決めるA級は最終日の12月2日に行われる。

級の区分は、胴まわりの大きさと、角の巾の長さで決められるのだそうだ。

入場料は10RMB。

牛が入場するゲートには、日本の神社の祭りで神様の依り代としてよくみられる「竹」が立てられている。

 

この日は、中間の表演で、「闘犬」も行われたが、勝敗がどのようにつけられるのかわからなかった。

会場に着いたとき、貴賓席にシダのような草が積んであったので、何に使うのかなあ、牛の餌か、と思ったが、観客が一抱えづつちぎって持っていって、座布団かわりにお尻の下に敷いていた。


バスの心配もあり、最後まで見ないで帰ることにした。


07 报德の上流の村々 へ