表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 初めての貴州 / 09 郎徳の吃新節(2日目) |
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吃新節の2日目朝、飲みすぎたか少し頭が痛い。 貴州の山間部ではいつも8時すぎまで霧が立ち込め、これが山の豊富な湧き水の源泉であるらしい。 |
午前中は、まだ見ていない郎徳下寨へ行くことにした。 一緒に泊った若者ともう一人夜中に旅館へ戻ってきた上海の若者も行く、というので3人で1.5kmほどをぶらりぶらり歩いて出かけた。 |
村の中へ少し登ったところに広場があり、その夜に歌と踊りのコンテストがあるとのこと。 |
廻廊の屋根のシンボルは、水牛の角。 |
廻廊の屋根には、鶴と鳩の飾りも載る。 |
村の民家の瓦屋根にも鳩の飾りが載っていた。 |
民家の門口に抜穂が掲げられている。 |
村を守る大きな「護寨樹(ふぅつぁいすぅ)」がある。 |
午後は14時から郎徳下寨の川原で闘牛があり、同宿の若者たちと見物したが、彼らは途中で凱里へ戻っていった。 まじかで見る闘牛は結構迫力がある。 下の写真をクリックすると、「YouTube」へリンクします。 |
見物の橋の上では勝負がつくと「芦笙隊」の演奏がある。 |
17時すぎに決勝戦が終り、私はまた郎徳上寨へぶらりと歩いて帰る。 夜は旅館の主人夫婦と3人で、鶏と豆腐の鍋を食べて、お酒は1杯にして、21時過ぎに主人の持つ懐中電灯の明かりをたよりに郎徳下寨で行われる、歌と踊りのコンテストを見に行った。 ヒップポップやら民族舞踊やら歌謡曲の喉自慢やらが順不同ででてきて、それぞれちゃんと審査員の得点がつけられる。 旅館の奥さんのグループもきらびやかな民族衣装で舞踊を踊った。 |
23時すぎ、会場はこれからどんどん盛り上がり、まだまだ続きそうだったが眠くなってきたのでまた主人の明かりをたよりに旅館へもどって、この日は終了して寝た。 |
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