表紙 / 七十二候 / 熊穴に蟄る

大雪 次候 熊穴に蟄る (くまあなにこもる)
大雪の次候、「 熊穴に蟄る」は、熊が穴に入って冬ごもりするころ。

私は、お布団にくるまって暖く暖くするのが幸せなころ


新暦では、12月12~15日ごろ。

12月13日は、新年を迎える仕事をする、正月の「事始め」の日で、「すす払い」から始めるそうだ。

また、12月8日を「ことおさめ」というそうだ。

2018年12月15日に、飯田市南信濃野島にある八重河内(やえごうち)の八幡社で「和田系」の霜月祭りを見物した。

遠山の霜月祭りは、「上町系」「下栗系」「木沢系」「和田系」の4系統があるそうだ。

12月第2土曜日には、東栄町の古戸地区で花祭りの原型といわれている「白山祭」が行われ、私は2019年
12月14日に見に行った。



2021年12月25日 記

今年の大雪の次候は、12月12~16日ごろ。旧暦の11月9~13日。

晴れが続き、朝晩は冷えるが日中はポカポカして、日光浴が気持ちがいい。

ただ、15日は北西風が強く、水鳥たちが風の当たらないところに避難している。


家の東側の外壁を這う「テイカカズラ」の実が熟して、飛んでいく。


スーパーのベイシアで、「真鱈」の切り身が並んでいたので購入。

真鱈の白子は出てこないが、切り身は安い。


早速、おでん鍋でいただく。

中国にいるときに火鍋(ほうこう)を食べるとき、自分用に肉などを網に入れて確保する方法があったので、家でも、魚の切り身とか肉類が取りやすいように何かいいものはないかと100円ショップに見に行って、手ごろなものがあったので購入、重宝している。


翌日は、スケソウダラの白子を柚子を絞っていただいた。

柚子の香りと味もなかなかいい。

 

2023年12月21日 記

今年の大雪の次候は、12月12~16日。

この間、暖かい日が続き、家の庭では13日に水仙の花が咲いた。

14日に例によって、ひまわりファームと舞阪の魚屋へ買い出しに出かけた。

まずは、ひまわりファームへ行く。

この日の初物は、ブロッコリーとシクァーサー。

シクァーサーは、沖縄に住んでいたころはおなじみで、瓶詰めのシークァーサージュースで泡盛を割って飲むことも多かった。

今回は、例によって、ウオッカ漬けにしてシークァーサー酒を作る。

大根は、形は悪いが、おでんと大根おろしでいい味で、菜っ葉の部分は、菜飯にした。


舞阪の魚屋では、魚種は少なく、スズキの類がいろいろなサイズ並んでいて、スズキというと夏の魚のイメージでどうかな、と思ったが、少し形の違うものがあって、お姉さんに名前を聞くと「ヒラスズキ」とのこと。

私にとって初物なので購入した。

1尾、35cm、520g。770円。


ぼうずコンニャク」さんによれば、「スズキが暖かい季節が旬であるのに対して、秋から初冬が旬である。」ということで、今回購入したものは、脂がしっかりのっていて、美味。

刺身にした身は、脂がキラキラしていた。


脂があるので味噌汁も旨い。


おでん鍋でシャブシャブでも食べてみたが、刺身のほうが旨かった。