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大暑 初候 桐始めて花を結ぶ (きりはじめてはなをむすぶ)
「大暑」は、最も暑い真夏の頃。

大暑の初候、「 桐始めて花を結ぶ」は、桐の花が咲くころ。

桐は、淡い紫の花を咲かせるそうだが、私はまだ桐の花を見たことがない。

ネットで調べると、花期は、5~6月ごろ、ということで、季節が合わないなあ、と思った。

新暦では、およそ7月22~27日ごろ。

愛知県津島市の津島神社では、毎年第四土・日曜日に「天王祭」が行われ、土曜日は宵祭、日曜日は朝祭で、私は2011年7月23・24日に見に行った。


2021年8月6日 記

本格的に暑くなってきて、冷たい麦茶が美味しい季節になった。

「三尺寝」という言葉があり、これは、暑い夏の昼ひなか、職人や大工がしばし休憩して短い睡眠をとることを言うそうだ。仕事場の三尺(約90cm)ほどのスペースで、ごろりと横になったのがその由来とのこと。

うちも、仕事場にしている部屋だけエアコンが入っているので、その部屋にキャンプ用の簡易ベッドを拡げて昼寝をしている。

大きさは、55×180cmで、その幅は三尺もない。


家の庭では、セミがやかましい。

クマゼミだけではなく、アブラゼミもやってきた。


蝉の抜け殻も見られて若干形が異なるように見えるので、どちらかがクマゼミでもう一方がアブラゼミだろうか?

 

昨年株分けして、火鉢に鉢を沈めて置いたミニ蓮の花も、一旬遅れて26日に開いた。


5月初旬ごろに咲いていた「テイカカズラ(定家葛)」が実をつけた。

 

「葛始めて花を結ぶ」

葛の花は乾燥させて煎じて飲むと二日酔いに効果があるそうだ


6月下旬に花を咲かせていたナンキンハゼが実を付け始めた。

この実は毒があるから残念ながら食べることはできない。


セリに葉っぱが食害されていて、何に食べられているのだろうと目を凝らすと、ショウリョウバッタの子供がたくさんたかっていた。


キアゲハの芋虫はフェンネルの葉っぱを食べて、ずいぶん大きくなっている。


カレハガの類を見つける。


家の窓には多分エダシャクガの類がとまっていた。


イチジクの葉っぱに小さなアブの類がとまっていた。

 

散歩では変化は見られなかったが、船着き場に今年生まれのフナムシが沢山歩き回っている。