表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り/ 33 八協

33 八協
平流村から下流へ歩くと八協(ぱぁしえ)村の大きな鼓楼がみえてきた。

 

村へ入るところで、何かお祝い事があるのか、草魚だろうか大きな魚の「腌鱼(あぁゆい)」(熟れ鮓)を担いだ一行に行き当たった。

 

村の中央の鼓楼に向かう途中に、「萨玛(さぁまぁ)」祠があった。

 

村の中心にある「守昌鼓楼」。


シンボルは龍に玉。


2007年に建造されたようだ。


鼓楼の向かいに戯台がある。


村で見つけた魔除け。


村はずれに廟があった。


「三王大廟爺爺之神位」が祀られている。


清時代に造られたと思われる鐘もつり下がっていた。


村の下流側の入り口には小さな寨門と泉がある。

 
 

泉に貼られている赤い紙には「四季常流、泉水常清」と書かれていた。

寨門をくぐって進むとまた鼓楼があった。


シンボルはアヒルのような鳥。


鼓楼の中では大勢の男たちが憩っていた。

 
 

鼓楼の向かいには戯台。


街道へでるとまた廟があった。


ここには関羽が祀られていて、「武聖宮」とあった。


ちょうど小学生の下校時間に行き当たり、人懐っこい子たちは私にちょっかいをだしてくる。

 

村の入り口にまた大きな風雨橋がある。


この橋で30分ほど待って、面包車に乗れて、16時には三江に帰り着いた。


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