表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り/ 30 冠洞冠大

30 冠洞冠大
華夏の風雨橋から15分ほど下流方向へ歩くと、また丘の峠に来て、向こうのほうに「冠洞(くゎんどん)」の村が見えてきた。


その峠からわき道へ入るところに、小さな祠があり、赤い紙の中央に「路頭土地之神位」、向かって右に「招財童子」、左に「進寳朗君」と墨書きされている。


峠から10分ほど歩いて冠洞に到着。


村の入り口に。泉と小さな鼓楼がある。

この鼓楼の内は、物置になっていた。


村の中央には大きな鼓楼がある。


鼓楼の入り口には狛犬のように、獅子の石像がある。


この鼓楼も比較的新しく建てられたようで、棟上の飾りがたくさんついている。


火処は隅にある。


鼓楼前の広場には、大きな戯台がある。


戯台のシンボルは瓢箪。


鼓楼のある広場のすぐ下方に、「飛山宮」がある。

横長の建物が「飛山宮」。

 

棟上の飾りは、普通は黒布が使ってあるが、ここは赤の布。


民家の神棚。


普段着の衣装は、頭巾が特徴のようだ。


河を渡るところに土地神の祠と素敵な石敢當があった。

 

小さいほうのこけしのような石造には「南無阿弥」とあった。


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