表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り/ 27 合華村大田寨

27 合華村大田寨
前日(1月8日)、林渓までのバスが通過した村々も素敵な鼓楼や風雨橋が見えたので、9日も林渓までバスで行って、そこから林渓河に沿って下流方向へ歩いた。

最初の村は、「合華村(ほうほわつん)」の「大田寨(たぁてぃえんさい)」というらしい。

街道沿いに、新しく建てられたと思われる立派な寨門と鼓楼がある。


塞門には、「大田塞」とあり、この村の名称がわかった。


寨門には、可愛い獅子の額がかかる。


寨門の屋根のシンボルは瓢箪と「鉾」のような飾り。


ここの鼓楼には火処は無く、屋根には鳥の飾りが付く。

 

村の上のほうへ登っていくと、二層の廟のような建物があり、こちらには火処があるので、こちらが本来の鼓楼かもしれない。

 

そのまた上方には、泉がある。


これも新しく建てられたようで、まだ新しい棟上の飾りが付いている。


その近くには多分「土地神」を祀る小祠があった。


門口に 「百無禁忌」と、魔除けの札が掲げられていた。

「悪いことは起きない」「神に守られているので何があっても大丈夫」という意味らしい。

 

村の一番下流側の小高い所に廟があり、ここにも「大油得道李王」などが祀られていた。

 

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