表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り/ 25 林渓村新寨

25 林渓村新寨
林渓の街道は林渓河の東側を通り、商店街等の町並みがあるが、上流側に「新塞風雨橋」があって、それを渡った西側にある村は「新寨」というらしい。


ここにも屋根のてっぺんの梁には、棟上の飾りがつく。


橋を渡ってすぐのところに飛山廟らしい建物がある。


村への斜面を登っていくと、寨門があり、その少し上に常緑広葉樹の根元に小さな祠があった。


祠には、村の守護神が祀られている。


村の中央に鼓楼があり、「皇朝鼓楼」と額がかかっていた。


橋の近くで、鼓楼の再建には、30万RMB(約600万円)、とのポスターがあった。


この鼓楼も立て替えられて間が無いようで、たくさんの飾りが奉納されている。


近くに大きな戯台もあり、「同心楼」と額がかかっていた。


板塀で囲まれた門のある家もあった。


燻製を作っている家もある。

 
 

瓦屋根が美しい。

 

門神などは漢族と同様で、魔除けの飾りはない。


二階部分で家と家をつなぐ橋部屋のある家があった。


普段着の民族衣装。


村の下流側の入り口に廟があり、「大油得道李王」を主祭神として土地神なども祀られている。

 


26 林渓村亮寨