表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り / 11 吉昌寨 程陽八寨

11 吉昌寨 程陽八寨

東寨からバスが通る街道に戻り、八寨のうちあと2つはけっこう遠いのでここでバスを待って帰ろうかと思ったが、せっかくだからもうひと頑張り、とまずは吉昌寨(じぃちゃんさい)へ向かった。 

大寨を過ぎて河の上流方向へ少し歩くと、素朴な風雨橋がある。


橋を渡って山の上のほうへ向かって歩く。

山では茶樹が栽培されている。


茶の花もちらほら咲いていた。


橋から、30分ほど歩いて村に到着。


谷を挟んで山の斜面に家が建つが、谷の村の中心に鼓楼がある。


シンボルはここも鳥だが、彩色されて、水鳥のような感じ。


鼓楼の中は、中・老年の人たちの憩いの場になっている。


棟上の飾りが残っている。

 

鼓楼の横、村のほうへ上る口に、「あっかんべぇー」と悪霊を退散させる石敢當を見つけた。


入り口斜面には、たぶん土地神さまを祀っていると思われる祠もあった。


祠の内、中央には、お皿に油が入って祀られていて、「火」を祀っているようでもある。


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