表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り / 12 平鋪寨 程陽八寨

12 平鋪寨 程陽八寨

吉昌寨から最後の平鋪寨(ぴんぷさい)へ向かう。

来た道を戻ると、途中、平鋪寨へ続く旧道があり、その道を行くことにした。


吉昌寨の鼓楼から30分ほど歩くと、平鋪寨が見えてきた。

村の中央に、2つの鼓楼が見える。


村へ入る手前の川原には、カワビタキが飛び交い、ここではオスも見つけた。

 

川原の道から村へ上ると、「平鋪下鼓楼」があった。


シンボルはここも「鳥」

 
 

鼓楼の内の火処は中央ではなく、隅にあった。


祭りで使われた飾り物と木鼓も置かれている。


頭上高くには、棟上げの飾り物。


戯台をはさんで「上鼓楼」がある。


戯台も5層の屋根があり、シンボルの瓢箪と鳥が付く。

 

上鼓楼。


上鼓楼にもシンボルの鳥が付く。

 

火処では燻製を作っていた。


大きな木鼓が吊るされている。


棟上げ飾り。


この村には、風雨橋は無く、普通のコンクリートの橋を渡ってバスの通る街道に出ると、面包車(軽のBOX車)が留まっていたので、三江へ行くか、と聞くと、行くよ、というので乗り込んだが、20分ぐらい待っても他の客が来ないので、乗客は私一人で見切り発車した。

途中、何人か乗り降りしたが、私の貸切扱いになり、乗り合いでバスセンターまでなら5RMBだが、ホテルの前まで送ってくれて、50RMB。


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