表紙 / 弥生の原郷を訪ねて / 侗族を中心にした春節時期の祭り / 07 岩寨 程陽八寨

07 岩寨 程陽八寨
平寨で表演を見たあと、少し戻るような道筋で岩寨(ゆぁんさい)へ向かう。

平寨と岩寨に間に、「萬寿橋」が架かる。


橋の中央には、ここでも「関公(かんこん)」が祀られている。


赤ら顔ではないが、長刀を持っているので関羽であろう。

その左右には、赤ら顔の関公や財神、福禄寿の「寿星神」などが祀られている。

 

橋の両入り口には、土地神と観音(?)が祀られている。

 

橋のシンボルは、中央に瓢箪壺、左右に、葉っぱの挿された壺。

 

岩寨には、大きな岩寨鼓楼が建つ。


鼓楼は、小高い所にあり、その下方には泉が湧いている。


鼓楼の向かいには、戯台が建つ。


ここも屋根には鳥の飾りが付く。


鼓楼の内の火処では、中・老年の人たちが憩う。


ここでも、鼓楼の修理費の寄付を募っていて、私も20RMB寄付したが、ここでは石板に寄付者の名前が刻まれるとのことで、私も石板の3文字区画のなかに筆で名を残した。

しかし、あまりに字が下手で恥ずかしかった。


岩寨のもう一方の入り口には、寨門がある。


小さな風雨橋も架かるが、こちらには神様は祀られていない。


村のはずれに、「岩寨老鼓楼」もあった。

 

「老」ということで、昔の鼓楼は、何層もある大きな建物ではなかったようだ。

こちらの鼓楼では、おばあさん達が外で火鉢を囲んで憩っていた。


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