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紹興市街

河姆渡遺跡へ来るときに地図を眺めていて、紹興から義烏方面へ通じる道路があり、その途中に、書聖、王義之で有名な蘭亭もあるので、帰りはそのルートにした。

昼飯は紹興で、と決め、紹興といえば、魯迅先生ゆかりの「咸享酒店(しぁんしゃんちゅうてん)」で紹興酒を飲もうと決定。

この店は、2002年7月に一度訪れていて、ここの臭豆腐に感動したので、もう一度復習したかった。


店内は5年前とほとんど変わっていたかったが、酒・食べ物の決済は磁気カードを先に買って、お金を預けるシステムになっていた。

残ったお金とカードの預け金10RMBは最後に返してもらえるようになっている。


今回は甘さんと二人でいろいろ味わったが、やはりここの臭豆腐は美味い。

ただ、チーズのようなネットリ感は今回は感じられなかったので、前回は夏で、豆腐の腐り具合がよかったんだろうか?

 

今回は、「酔鶏(15RMB)」も美味かった。

紹興酒は、燗をつけた茶碗酒で2杯。
芳醇な甘口で美味い。

独特の燗つけ器があった。


店内には草魚の干物がずらりとぶら下がっていて、これも紹興の名物らしく、どのみやげ物屋にもぶら下がっていた。


何やかや食べて〆て93RMB(約1500円)。


紹興酒を飲んでいい気持ちで、駐車場まで来た道を変えてもどる。

このあたりは観光用に老街が再現されて、この老街のいたるところに「正宗臭豆腐」の店や露店売りがある。

 

白衣の「正宗臭豆腐」、1串6個刺しを1RMBで買って食べてみたが、豆腐が硬い。

「正宗(つぇんつぉん)」というのは、「正統・本家」という意味で、本家は露店売りか?

もうひとつ、紹興名物の毛氈で作られた「烏氈帽(うぅつぁんまぉ)」がけっこうかっこいいので1つ買った。25RMB。

15RMBのもあったが、材質が硬く、いい方を買う。
なかなか暖かく、冬にはいい。

この帽子は、紹興名物の「烏逢船」の船頭さんたちが被っている。


横丁に入るといろいろあって、またゆっくり散歩にきてみたい。