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寒露 末候 蟋蟀戸に在り (きりぎりすとにあり)
寒露の末候、「蟋蟀戸に在り」は、キリギリスが戸口で鳴くころ。

夜になると私の家の周りでも、色々な秋の虫が鳴く。

「蟋蟀」は、コオロギかキリギリスか諸説あり、定かではないとのことだが、中国では蟋蟀(しぃしゅぁい)は、コオロギを指す。

新暦では、およそ10月18~22日ごろ。

旧暦の9月14・15日に浜松市西区舞阪町で「大太鼓祭り」が行われ、私は2019年10月13日に見に行った。


2021年10月29日 記

今年の寒露の末候は、10月18~22日。旧暦の9月13~17日。

18日からぐぅんと冷え込み、最高気温が20℃を切った。

冷え込んだせいか、アオサギやシラサギの類が、家の前の池の端にたくさんやってきた。


最初にもいで置いておいた柿が熟して食べごろになった。

この柿は、「次郎柿」という品種で、静岡県周智郡が原産の完全甘柿だそうで、本当に甘くて美味しい。


20日にスーパーのベイシアで「ヤリイカ」が並んでいたので購入。

夏から初秋に向けて小型の子供ヤリイカが水揚げされるそうで、今回購入したものは、大きさがバラバラだが、小さめなので子供なんだろう。


私のイカの食べ方は、オリーブオイルで炒めてスパゲッティが定番。

今回は、シシトウと一緒に炒めた。

庭の夏にいったん枯れたフェンネルが新芽を伸ばしてきたので、刻んでその香りも楽しむ。

ヤリイカは、身質がプリプリして美味い。

墨袋は小さいようで、若干黒ずむ程度しか墨は出てこなかった。


22日、ひまわりファームで野菜の買出し。


大根や蕪、小松菜など冬野菜も出はじめた。

サツマイモは、栗きんとんで覚えた「きんとん」をまた作り、もっぱら朝食のトーストにのせて食べている。

今回は、「銀杏(110円)」も並んでいたので購入。

ラジオ番組の「たまむすび」で、以前、赤江珠緒さんが、簡単な食べ方として「封筒に入れてレンジでチンする」という方法を紹介していたので、試してみた。

1分ほどでパンパンと爆ぜ始めて、3分ほどで爆ぜるのが無くなり、そこで取り出した。

3分経っても爆ぜないものをもう一度チンしてみたが、ほとんど爆ぜるものはなく、加熱のしすぎになってカリカリになってしまうので、加熱はとりあえず3分ほどにしておいたほうがよさそうだ。

暖かいうちに食べると、モチモチした食感で美味しい。

これも芋焼酎の黒白波のお湯割りの「あて」にして、旨い。