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処暑 初候 綿柎開く (わたのはなしべひらく)
「処暑」は、暑さが少しやわらぐころ。

朝の風や夜の虫の声に、秋の気配が漂いだす。

処暑の初候、「綿柎開く」は、綿の実を包む萼(がく)が開くころ。

下の写真は、2012年中国貴州省を旅した時、8月31日に、少数民族の侗族の村、「榕江」で撮ったもの


新暦では、およそ8月23~27日ごろ。

富士吉田の「冨士浅間神社」と「諏訪神社」で8月26日に「吉田の火祭り」が行われるそうで、私は見に行っていないが、DVDの「ふるさとの伝承、中部3ー5、霊峰に魅せられて」でその模様を見ることができた。

富士山をかたどった「お山さん」神輿が、地面に3回たたきつけられて、富士山の噴火を鎮めるのだそうで、夜には100本以上の松明がともされて、安産と火伏を願い、富士登山の山じまいになるのだそうだ。

このシリーズのDVDは、「ツタヤの宅配レンタル」で見つけて、借りてみている。


2021年9月4日 記

今年の処暑の初候は、8月23~27日。旧暦の7月15~20日。

22日で降り続いた大雨が止み、曇り時々晴れの蒸し暑い日が続いて、27日からは35℃越えの猛暑が始まった。

24日に午前中はクマゼミが鳴き、夕方にはツクツクホウシが鳴いたが、その後はツクツクホウシの鳴き声は聞こえなくなった。

クマゼミの鳴き声はは、26日を最後に聞こえなくなった。


25日、散歩に出て、田んぼを見に行くと、稲穂が垂れている。


田んぼの脇に「PictureThis」によれば、「コナギ」の可憐な花が咲いていた。

ただ、コナギの花は、紫色のようだが、これの花は白色で、若干疑問も残るが、いろいろネットで調べてみたけれど該当するものが見当たらなかった。

コナギの葉っぱは食べられるようで、これも宿題。

雨上がりのせいか、道端に色々な野草が花を咲かせている。

タマスダレ(玉簾)」。開花時期は、夏・秋。

「タマスダレ」の花言葉は「純白な愛」「期待」。


浜名湖の湖岸の土手などに小さなアサガオのような「アメリカアサガオ」が花を咲かせている。

これも侵入植物で、分布を拡げているそうだ。

 

アレチヌスビトハギ


ヒロハフウリンホオズキ(広葉風鈴酸漿)」

「PictureThis」によれば、黄橙色の果実は有毒だそうだ。


家の庭のミントを植えたところでこれまで咲いたミント類の花とは異なった花が咲き、「PictureThis」では、「ウォーターミント」と出たが、交配種にペパーミントなどの多数の品種がある、とのことで、ペパーミントは植えた覚えがあるので、これはペパーミントであろうと思う。


家の庭のスイレンの葉っぱが、バッタに食害されている。

ショウリョウバッタの子供かと思っていたが、どうもおんぶはしていないが、「オンブバッタ」の雄であるらしい。


でかいバッタは、「ショウリョウバッタ」の雌であるらしい。


アカメガシワの雄花に蜂がいて、小さめの大きさなので、多分「ヒメスズメバチ」。

性質は、この仲間にしては比較的穏和、であるそうだ。

25日に、スーパーのベイシアでまた「小鯵」を見つけたので購入。

小鯵というと浜名湖では初夏の頃だが、今回は、日本海側の石川県産で、太平洋側と日本海側では鯵の産卵期が異なるのかと思ったら、ネットで確認してみると

「アジというのはほとんど一年中、具体的には、1月からおよそ11月くらいまでの間、どこかのエリアで産卵が行われています。また、産卵時期に関しては南方の暖かい海域の方が早く、北方に行くにしたがって遅くなっていきます。」

ということで、太平洋側と日本海側で、産卵期はそんなに変わらないようだ。


例によって、小麦粉をまぶして、から揚げで、パンの耳をお供に美味しくいただいた。