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小満 末候 麦秋至る (ばくしゅういたる)
小満の末候「麦秋至る」は、麦が熟して収穫するころ。

「秋」というのは、収穫の季節、ということで、麦の収穫は初夏。

新暦では、およそ5月31日~6月4日ごろ。

2010年6月13日に奈良県の「山野辺の道」を歩いた時が、正に麦秋の季節で、麦の穂が垂れていた。

新藤兼人監督の遺作「一枚のハガキ」のラストシーンが「麦秋」であった。

江戸時代から続く伝統の祭り、尾張西枇杷島祭りが毎年6月の第1土・日曜日に開催され、名古屋の実家から歩いて15分ほど、庄内川沿いの美濃路で行われるので、2013年6月1・2日の土・日に見に行った

6月2日は「六(ろ)」と「ニ(じ)」で、「路地の日」だそうだ。

長野県の諏訪の「路地を歩く会」が、路地のよさを見直そうと作った日だそうだ。

私も路地をぶらつくのが好きで、色々なところで路地を歩いている。


2021年6月5日 記

31日から晴れが続いていたが、4日には大雨があった。

私の住んでいるところでは、麦を育てている農家は無いようだが、野草の麦類が穂を垂れている。

エゾムギの仲間の「カモジグサ」

ウキペディアによれば、

「カモジグサ(Elymus tsukushiensis Honda var. transiens (Hack.) Osada)は、イネ科エゾムギ属の多年草で、日本では道端にごく普通に生えている雑草である。初夏に穂が出て・・・・」


「ホソムギ」

これもウキペディアによれば、

「ホソムギ(細麦、ペレニアルライグラスとも、学名:Lolium perenne)は、イネ科ドクムギ属の多年草。原産地はヨーロッパ。牧草として世界中で用いられ、そのほとんどの地域で帰化植物として雑草化している」

いつもの散歩コースでは、野鳥の姿はほとんど見られないが、家の近くではウグイスが相変わらず鳴いている。

家の周囲ではアカメガシワが花を咲かせ始めた。


家の庭のフェンネルの茎に、カタツムリの類が2種類くっついていた。

 

ヤスデの葉っぱに巣を作っている蜘蛛の全身が見えて、「クサグモ」であることが判明した。

これもウキペディアによれば、

「クサグモの網は棚網(店網)と言われる型である。糸を重ねてできた膜を枝葉の先端に水平に張り、クモはその上に乗る。網の奥には糸でできたトンネルがある。このトンネルはクモの巣に当たり、トンネルの奥は穴が開いている。クモは普通トンネルの入り口にいて、外敵に襲われた時は、トンネルに逃げ込み、さらに奥の出口から外へ逃げることができる。

トンネルの口から広がる糸の膜は、トンネルの前方に水平に広がり、周囲はやや上に反る。トンネルの口の周辺はやや漏斗型になっている。糸の膜を支えるように、上に向かって籠状に組まれた糸が膜の上部に広がる。つまり、巣の入り口に網が広がったものである。

クモは餌の昆虫が膜の上に落ちると、素早く駆け寄り、小さな虫の場合は、そのまま食いつく。大きい虫の場合、周囲を回りながら糸を掛け、次第に糸をからめてから食いつく。その後、トンネルに引きずり込んで食べる。

秋の終わりに産卵する。産卵はトンネルの中で行ない、卵は袋状の卵嚢に包まれる。袋は多方向に糸で引っ張られて中空につるされ、引っ張られる方向へ表面がとがっている。卵は年内に孵化するが、幼虫は袋の中に止まり、翌年春に外に出て、秋に成熟する。



ササクモが何かを食べている。


「クロマダラ蛾」の一種が、交尾をしていた。


4日、ひまわりファームへ行くと、また色々な夏野菜が出ていたので購入した。

小玉スイカ(500円)、サヤインゲン(100円)、ベビーコーン(100円)、茄子(180円)、モロヘイヤ(100円)、胡瓜(145円)、人参(135円)

スイカはみずみずしく甘くて美味しい。

サヤインゲンとモロヘイヤは、トン汁のみに加えたが、サヤインゲンはしっかりした味があって美味しい。

ベビーコーンは、皮ごと電子レンジで蒸してから中身を取り出して、そのままでも旨かったが、スライスして、胡瓜、人参、オニオンスライスとともにポテトサラダにして美味。

胡瓜は、ぬか漬けにもした。

茄子はいつものようにオリーブオイルでオイル焼きで、これも美味。

その日は、ベイシアにも買出しに行って、新鮮なマイワシが並んでいたので購入した。


大きめの2尾は、手開きで三枚におろして刺身に、残りの3尾は煮つけにした。

脂がのっていて、旨い。

皮を引いた後の皮下脂肪で、脂ののっているのがわかる。 

 

私は、魚を料理するときは、脂ののった魚はは刺身か煮つけで、白身の淡泊な魚は、唐揚げか天ぷらにするようにしている。

前回、ひまわりファームで購入した南瓜は煮つけにして冷蔵保存していて、この日が最後。

芋焼酎(黒白波)のロックで、幸せだなあ。