祭り見物 / 愛知県 / 熱田神宮摂社 御田神社御田植祭
熱田神宮摂社 御田神社御田植祭

2012年6月18日、熱田神宮の境内にある摂社の御田神社(みたじんじゃ)の御田植祭を見に行った。

御田植祭は、神宮のHPによると、

「五穀豊穣を祈る祭りです。

神前には斎田に植えられる玉苗が供えられ、斎主の祝詞奏上の後、田歌(たうた)に合わせて緋袴(ひばかま)緋襷(ひだすき)に芙蓉(ふよう)の花に模した挿頭花(かざし)をつけた早乙女(巫子)4名の優雅な田舞(たまい)が奏せられます。

6月第4日曜日には、大高斎田においても、御田植祭が行われます。」 

 

9時半ぐらいに御田神社の前に着いたが、すでに20人ほどのカメラマンが陣取っていた。

10時少し前、太鼓の音が聞こえて、まもなく神職が御田神社まえにやってきて、御田植祭の神事が始まった。

拍子木の音に田歌が響き、緑濃い森の中に巫女さんの緋袴の赤が映えて美しい。

 

神事は30分ほどで終わった。

 

主役の玉苗の姿が見えないので、おかしいな、と思っていたが、境内奥の清水社に参拝して戻ってきたら、社殿の前に玉苗と鍬が置かれていた。

係りの若い神職がそばにいたので聞いてみると、神事の行われている間、玉苗は瑞垣の内側、社殿の向って右側に置かれていた、とのことだった。