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15 桧原神社~相撲神社
ホケノ山古墳から山の辺の道の本道沿いにある前回最終地点になった桧原神社に向かう。

今回も神社前の茶店で休憩して神社に参ると、例祭か、神職が供え物をして祝詞をあげるのに行きあたった。


ここからまた山の辺の道の本道を北へ歩く。

しばらくは山の中の道が続き、途中から舗装された道になる。

 

また本道をはずれて、巻向山の中腹にある相撲神社へ向かうと、途中に「景行天皇纒向日代宮跡」の石柱がある。


ここの説明版で、日本武尊の遺言で神代文字による『秀真伝』という文献が編纂されていることを知る。


宮跡は見晴らしのいいところにあり、ふもとに巨大な景行天皇陵が見える。


ここのふもとの纒向遺跡が卑弥呼の頃の都市があったとのことで、邪馬台国大和説が力を持ちつつある。

でも私は邪馬台国九州説を支持している。

 

ここからもう少し山を登ると、兵主神社があるが、その手前に「相撲神社」がある。


垂仁天皇の時、はじめて相撲の天覧試合が行われ、その勝者の「野美宿禰」が祀られている。

 

鳥居をくぐって正面に丸い広場があり、これが土俵であろう。


拝殿などはなく、土俵脇の森の中に小さな社が祀られているだけだった。


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