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06 大神神社
 天皇社を過ぎるとすぐ大神神社(おおみわじんじゃ)の拝殿横にたどりつく。


大神神社は、ご神体が三輪山全体で、本殿の無いことで有名だが、拝殿は、寛文4年(1664)徳川4代将軍家綱の造営だそうで、重要文化財に指定されているそうだ。


祭神は、「大物主大神」で、日本最古の神社とされている。


拝殿の神紋は菊の紋と五七桐の紋も見られる。


吊灯篭には、五七桐とともに「三輪」の紋もあった。


拝殿の蟇股は、中央に鳳凰、左にも鳥が、右には狐のような木彫りの飾りがつく。

 

ご神木の杉には、大物主の化身である蛇にお供えするたくさんの卵が奉納されている。

 

酒とか味噌・醤油などの発酵は、神様のなせるものと信じられていて、三輪の神様は、酒の神・醸造の神として信仰されてきたそうで、11月14日には酒まつりがあるそうだ。

 

拝殿北側に、1997年竣工の祈祷殿がある。

 
 

6月17日は「三枝祭(さいくさまつり)(ゆりまつり)」というお祭りがあるそうで、そのときに飾られる「笹百合」が保存栽培されていて、公開されていた。



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