表紙 / 七十二候 / 水泉動く

小寒 次候 水泉動く(すいせんうごく)
小寒の次候は、「水泉動く」。

地中で凍っていた泉が動き始めるころ。

新暦ではおよそ1月10~14日ごろ。

中国の七十二候ででは、「鵲始巣」。カササギが巣作りをはじめるころ。

カササギは、日本でも冬が巣作りの時期だそうだ。



●2021年1月14日 記


今年の小寒の次候は、1月10~14日(旧暦11月27日~12月2日)。

1月8日から大寒波襲来で、10日まで池には厚く氷が張っていたが、11日に寒さが和らぎ、池の氷も薄くなって、簡単にわれるほどになった。

12日は久々の雨。

寒に入って、9日目に雨が降ると、「寒九(かんく)の雨」といって、豊作の吉兆とされているそうで、12日は、「寒八の雨」、今年は、ほぼ豊作が見込まれるようだ。

13,14日は、ポカポカと暖かい。


毎年、家の前の池にはカルガモがやってくるが、この数日やってくる数羽の鴨は、カルガモよりひとまわり小さいように見えるので、なんだろうと、双眼鏡で見てみると、カルガモではなく、「コガモ」であった。

コガモは、主に冬鳥として渡来するそうだ。