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立冬 次候 地始めて凍る (ちはじめてこおる)
立冬の次候、「 地始めて凍る」は、地が凍り始めるころ。

霜が降り、氷が張り、季節は冬を迎える。

新暦では、11月12~16日ごろ。


2021年11月27日 記

今年の立冬の次候は、11月12~16日。旧暦の10月8~12日。

12日にかなり寒くなり、ストーブ用の灯油を買いに行った。

ただ、その後は朝晩は冷え込むものの、日中はポカポカ暖かい日が続いて、地が凍るのはまだまだ先のこと。

散歩では、あまり変化は見られないが、「マルバツルグミ」の花が咲いているのに気が付いた。


そのすぐ近くに生えている「ハマヒサカキ」の木に、この時期としては珍しく、毛虫が付いていた。

モンシロドクガ」の幼虫か?


散歩コースの水路で、ヒドリカモの群れに混じって、「キンクロハジロ」と「オオホシハジロ?」も見られた。

冬になって、色々な鴨がやってくる。


庭のバジルがそろそろ終わりを迎えてきたので、「バジルソース」にした。

バジルの葉っぱとニンニク、塩少々にオリーブオイルを加えてミキサーにかけて出来上がり。

まずは、マヨネーズをベースにオニオンスライス、蒸した鶏むね肉、とろけるナチュラルチーズでピザトーストにしてバジルソースを塗っていただく。美味い。

 

11日にひまわりファームで買ってきたミカンでジュースを絞り、搾りかすに水と砂糖を加えて煮詰めて「マーマレード」にした。

朝食のトーストや鶏胸肉のソテーに添えて、これも正解。


11月7日は「いいなべ」で「鍋の日」だそうだが、12日から冷え込んできたので、私も「おでん鍋」を開始した。

昨年の11月~3月までその時食べたい色々な種を継ぎ足し継ぎ足し「おでん鍋」を続けて、美味しさと手間のかからないことで味をしめて、今年もおでん鍋を始めた次第。

まずは、11日にひまわりファームで買ってきた大根、蕪、里芋にステーキ用の牛肉が残っていたのでそれもぶつ切りにして加えていただく。

芋焼酎のお湯割りが進みすぎる。

 

● 2023年11月18日 記
 
今年の立冬の次候は、11月13~17日。

北海道では雪が降り、ここ浜松も冷え込んで、冬らしくなってきて、石油ストーブも引っ張り出した。

17日、舞阪の魚屋で買い出し。

お店のお姉さんのお勧めでアカムツ(ノドクロ)を購入。

全長30cm、380g、2050円。


「ノドクロ」の由来になっているように口の内が黒い。


いつも参考にしている「ぼうずコンニャクの市場魚貝類図鑑」さんの評価によれば、その味は「究極の美味」とある。
こうした白身魚の場合、三枚におろした身にサッとお湯をかけて皮付きでお刺身にしている。


この日は、アオリイカ(1尾1000円ほど)、紋甲イカ(1尾800円ほど)、ヤリイカ1袋(700円)も並んでいて、やはりアオリイカだな、と購入。

甲長20cm、400g、1000円。

10月25日に購入したときは、甲長17cm、285gだったので、一回り大きく生長している。


早速、ノドクロとアオリイカの刺身をいただく。


ノドクロは、身全体にキラキラと脂があって、旨い。

アオリイカも身が厚くなってきて、甘味が強くなっている。

ノドクロのアラは、煮つけで。脂がのった魚は、煮つけも旨い。


11月2日に購入したミノエビの残りを身を剥いて、塩麹に漬けてみて、この日試しに食べてみたら、これがまた旨い。


これに味をしめて、アオリイカの身もまだ残っているので、塩麴漬けにしてみよう。