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春分 末候 雷乃声を発す (かみなりこえをはっす)
春の訪れを告げる雷が鳴り始める頃。

新暦では、およそ3月30日~4月3日ごろ。


 ●2021年4月4日 記

今年の春分の末候は、3月30日~4月3日ごろ(旧暦2月18~22日)。

すっかり暖かくなり、ヒートテックの肌着を脱いだ。

29日夜から大雨が降って、家の周囲では雷はなかったが、よそでは、結構鳴っていたらしい。

30日の散歩で、水路の上空を今年初見の燕が飛び交っていた。


この日は、アゲハチョウも家の庭を素早く横切って行ったが、これも今年初見。

4月1日には、家の庭で、ベニシジミチョウも今年初見。


次も初見だが、「ハナアブ」だろうか?

 
 

散歩コースの水路では、水鳥がすっかりいなくなり、オオバンとカワウをそれぞれ数羽ずつ見るだけになった。

ただ、浜名湖の縁にでると、まだヒドリカモの群れは見られる。

家の前の池でも、サギ類は2・3羽見られるだけで、ながらく鴨の類もやってこないが、この数日は毎日カワウが2・3羽やってくる。

4月1日の散歩は、久々に少し足を延ばして農業地域まで行くと、田植を待つ田んぼには蓮華草の絨毯が広がっていた。


そんな田んぼの中に、「ケリ」の姿があった。


家の庭にスイレンを育てるための小さな池を3つ作ったが、いつのまにか蛙が沢山棲みついて、メダカを食っているようで毎年駆除してもまた棲みついてしまい困りものだ。

2月の暖かい日から活動していたが、わたしの姿・気配を察するとすぐ潜ってしまいなかなか姿を見ることができなかったが、やっとその姿をとらえることができた。

体長は4cmぐらいで、鳴きもしないので、可愛げがない。

家の前の池にはウシガエルが沢山いるので、その子供であるらしい。


暖かくなって、アカミミガメもよく姿を見せるようになった。


蛙も亀も外来種ばかりだ。


3月30日、ひまわりファームへ買い出しに出かけた。

そろそろタケノコが出る頃かなあ、と出かけたが、期待通り大きなタケノコがあった(700円)。

後はグリーンピースと玉ねぎ、それぞれ100円。


グリーンピースは、エンドウ豆の未熟種子で、野菜として市場に出回っている実エンドウは、青実用として食する目的で特に品種改良されたものであるそうだ。

私はグリーンピースの炊き込みご飯が好きで、これを見つけるといつも購入している。

タケノコは、大きいので、圧力鍋に入る大きさまで先端を切り落として、予め買っておいた米ぬかをたっぷり入れて45分間茹でてから、下半分の堅いほうは、煮物と後日タケノコの炊き込みご飯にして、上の柔らかいほうは後日、天ぷらでいただいた。

とりあえずこの日は、豆ごはんと筍の煮物。庭の山椒の葉をそえて、ちょっと見栄えをよくした。

グリーンピースもタケノコも香りがよくて、味も良し。
山椒の葉も爽やかな香りで、春の味、申し分なし。