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立春 次候 黄鶯睨睆く(うぐいすなく)

春の到来を告げる鶯が鳴き声を響かせる頃。

かつては梅の咲く季節「梅花乃芳し(うめのはなかんばし)」とも呼ばれていたそうだ。

私の住む浜名湖東岸では、毎年2月下旬、昨年、一昨年とも旧暦の2月6日に鶯の初鳴きがあった。

参考にしている「日本の七十二候を楽しむ」には、鶯は四月には山に帰る、と記されているが、私の所では、7月中旬、旧暦の5月下旬の梅雨が明けるころ、鳴き声が聞こえなくなる。


●2013年2月11日記

2月8~12日(2013年)が立春の次候「黄鶯睍睆」にあたる。

かつては、梅の咲く季節「梅花乃芳(うめのはなかんばし)」とも呼ばれていたそうで、梅に鶯、両者を楽しむことができないかな、と昨日10日、名古屋の北東のはずれ、頂上に尾張部神社のある東谷山へサイクリングしてきた。

山麓にある市営のフルーツパークが梅の名所であり、東谷山の雑木林で鶯の鳴き声を聞こうと目論んだが、梅の開花は2週間ほど遅れているそうで、数万、数十万かもっとあるかもしれない花芽のうち、わずかに白梅で3輪、紅梅で2輪しか開いていなかった。

 

公園の一画に、黄色の花が八分咲きの「ソシンロウバイ」と名札のある蝋梅が並んでいた。


尾張部神社にも登って、雑木林の中を歩いたが、残念ながら鶯には出会うことができなかった。

片道2時間、久々のサイクリングで、帰りは逆風でもあり結構疲れてしまった。


●2021年2月13日 記

今年の立春の次候は、2月8~12日(旧暦12月27~1月1日)。

日差しは強くなってきて、自動車の内などでは暑いくらいだが、8~11日は北西風が強くて外では寒かった。

しかし、12日から風が止み、暖かい。

家の庭の小梅の花も6・7分咲きになり、「梅花乃芳し(うめのはなかんばし)」となっていて、木に近づくといい香りが漂っている。

また、南高梅の花の蕾も膨らんできた。


この冬は、12月中旬から3週間、アルバイトが休みになり、飲んで、喰って、ビデオ鑑賞三昧で運動不足になっていて、先日、アルバイト先で血圧を測る機会があり、びっくりするほど高くなっていたので、これはいけないと、9日から1時間ばかり散歩をすることにした。

11日は、近くの神社まで歩き、道端に黄色の花の雑草をみつけた。


この花は、ネット検索すると、「オオキバナカタバミ」と判明。

春先に花を咲かせるそうだ。

ウキペディアによれば、

「南アフリカ共和国のケープ地方原産。観賞用として人為的に導入されたものが世界各地で逸出し、分布を拡大している。現在ではヨーロッパ全土、西アジア・北アフリカの地中海沿岸、インド、アメリカ合衆国、チリ、オーストラリアなど。いずれも温帯を中心に分布する。日本では1890年代に観賞用に輸入されたものが野外に逸出し、1961年に鹿児島県で帰化状態にあることが確認された。現在では、本州の関東地方・中央高地以南から九州まで広くみられる。」


12日は、旧暦の1月1日で「春節」

春節といえば、花火と爆竹。

2014年は1月31日が春節で、その年は 中国貴州省の侗族の村「肇興」で迎えた。

30日の除夜から、年が明けると、一斉に爆竹が鳴り、花火が上がった。


2024年2月21日 記

今年の立春の次候は、2月9~13日。

この間、暖かな穏やかな日々が続いた。

2月9日は、「肉の日」。

2月10日は旧暦のお正月の春節でもあり、地元の峯野牧場の直売店がバイトに通う道の途中にあることを知り、奮発してフレッシュな牛肉を仕入れた。

サーロインステーキ用200g、2080円。

ローストビーフ用に、上モモブロック約500gは、真空パックにしてもらって、3468円。

 

予約注文しておいたものを、9日にバイトへ行く途中で引き取って、発泡スチロールの箱に保冷剤を入れて保存して、夜勤明けの10日に、とりあえずサーロインステーキを味わう。

脂身が結構あるのでウエルダン、よく焼いて、ポテトサラダ、茹でブロッコリーとほうれん草とともに赤ワインでいただいた。

脂身に期待したほどの旨味はなかったが、まずます。


翌日は、モモブロックでローストビーフ。

タレは、焼き汁に醤油を垂らしてひと煮立てして。

新玉ねぎの甘酢漬けがよく合って、肉の旨味を引き立たせてくれた。

4回切り出して味わったが、最後は1週間後に食べたが、旨味が増して、焼いてすぐより、何日か熟成させたほうがよさようだ。