祭り見物 / 岐阜県 / 小瀬鵜飼


弥生文化の源流を訪ねる旅をして、越族の末裔のトン族の人々が鵜飼をすることを知った。


私も桂林を訪れて川下りの船に乗った時、終点の陽朔の船着き場で鵜が船べりに並んでいるのを見た。

ただこの時の写真は、保存していたパソコンと念のためにバックアップしてあったハードディスクがほぼ同時期に壊れてしまって無くなってしまった。

中国の鵜飼で使う鵜は「カワウ」だそうだが、日本の鵜飼では「ウミウ」を使うそうだ。

中国の鵜飼は、そのまま放して魚を捕らせるので馴らすのに大変だろうなあと思うが、日本の鵜飼は綱で繋いで数羽の鵜を操るので、この技もすごいと思う。

で、かねてから日本の鵜飼もみてみたいと思っていたのでネット検索すると、岐阜県関市の小瀬で鵜飼が5月11日~10月15日に開催されていることをを知り、バイトのあいまの6月19日に見に行った。

せっかくだからと鮎料理も食べてこようとこれもネット検索して、鵜匠が営む料理店があったが、ここは2人以上での予約しかできないとのことで、少し離れているが、長良川の支流のに面した「板取川、洞戸川畔 | 鮎料理処 鮎川 (ayukawa1.com)」という店を見つけ、昼食はそこで食べることにした。

19日7時半に出発、山の中を走って、途中、車のトラブルでアタフタとして、何度かエンストしてはだましだまし走り、なんとか多治見の市街地までたどり着いたが、信号のところで完全にエンストしてしまい、脇の歩道にのりあげるまではできたので、しばし気持ちを落ち着けて、ボンネットを開けてみると冷却水の予備タンクが空になっている。幸い2リットルの水をつんでいたのでいたのでそれを入れて30分ほど休むと、無事エンジンがかかって再出発することができた。

4時間ちょっとでお店に着く予定が、約6時間かかって、13時ごろお店に到着。

お店近くの川では、アユ釣りの人たちがいる。


平日限定「Cコース、3500円」を注文。

「Aコース」は塩焼きが3尾だが、まあ塩焼きも1尾でいいだろうと、「Cコース」にした。

塩焼き、フライ、甘露煮、刺身が3片、子鮎の南蛮漬け、あとは里芋の煮物に漬物、デザート。写真にはないが鮎雑炊も後から運ばれてくる。

鮎というのは、臭みがなく、美味しい。魚だと思う。


食後は持参したキャンプ用の折り畳みの椅子に座って川を眺めて2時間ほど休憩して、鵜飼のある小瀬へ向かう。

17時前に鵜飼の乗船場に到着。


ここでも鮎の釣り人がいる。


小瀬鵜飼の歴史はパンフレットによると、

「鵜飼の歴史はきわめて古く、正倉院に残る奈良時代の戸籍に、既に「鵜飼」の名が登場することなどから、この頃から既に行われていた漁法だと考えられています。鵜飼は、織田信長をはじめとする時の権力者の保護を受け、江戸時代には、苗字帯刀御免等の待遇を与えられていました。そして明治23年には宮内省に属することとなり、現在に至るまで小瀬の鵜匠は宮内庁式部職の鵜匠として宮内の御用を続けると共に、伝統的な漁法を守り続けています。そして平成27年3月2日には「長良川の鵜飼漁の技術」として国の重要無形民俗文化財にしていされました。」


しばらくビールを飲みながら休憩室のパネル展示などを読む。

 
 
 
 
 

まだ時間があるので周辺をぶらつく。

鵜匠の家でくつろぐ鵜たち。


川沿いの遊歩道に「水神」が祀られていた。


18時ごろから、鵜舟の準備が始まる。

 
 
 

19時過ぎに乗合客5人が屋形船に乗船してしばらくして上流へ向かい、、観光ホテル前の乗船場で3人が合流して、客は8人。

その場所で日が暮れて鵜飼が始まるまで鵜匠による説明などを聞いて、完全に暗くなった20時ごろ、上流から鵜舟が下ってきて、鵜飼が始まった。

暗闇に篝火が幻想的で、屋形船が鵜舟とともに川を下り、結構まじかに鵜が鮎を捕まえる様を見ることができた。

川を下って鵜飼を見物するのは10分足らずだが、いいものを見せてもらった満足感があった。