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| 05 宇江城城跡とその周辺
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| 宇江城城跡(うえぐすくじょうあと)は、2月2日に文化スポット巡りをした時に訪れたが、その日は曇りで北東風が強く寒くなり、この城跡のてっぺんまで行くと猛烈な風でのんびり風景を楽しむ余裕がなかったので、天気のいい13日に再訪した。 |
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| 博物館で手に入れた「久米島文化スポットガイドマップ25」によると、 ここは、国指定史跡。 「久米島で最も高い宇江城岳(310m)の山頂に築かれた山城のグスクです。 グスクは三つの郭で構成され、城壁は平割にした安山岩の野積みによって築かれています。上壇一の郭の東側の石垣は城内で最も高く、物見跡といわれています。下側の郭の城壁は低く、前大戦まで城門などもよく残っていたといわれています。戦後米軍の基地内になり、復帰後に自衛隊施設に移管され、平成13年度に施設の一部が返還になり、現在では城内への出入りが自由になりました。 記録によれば、伊敷索(ちなは)按司の長男、久米中城(くめなかぐすく)按司が堂の比屋の下女オトチコバラの勧めでこの地に定め、築城は むくち樽金が請負い、ティヤントールという石工の協力を得て完成したとあります。 尚真(しょうしん)王代に王府軍の攻撃を受け、火攻めにあって落城したと伝えられています。これまでの発掘調査により中国製陶磁器が大量に出土しています。」 |
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| 城跡へ向かう途中から見た「宇江城岳」 |
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石積みは美しい。ここまで石を運ぶのも大変だったろうなあ、と思う。 |
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「仲里村史第6巻資料編5民俗」によると、てっぺんの中央にある平らな石は、御嶽の祭場とのこと。 「仲里城御嶽 宇江城跡の中にあって、最高峰の広場の中央に一平方程の平板状の安山岩があり、ここが祭場である。香炉や三つ石は無い。」 |
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二の郭の「基壇跡」 |
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てっぺんから西方の アーラ岳、儀間方面を臨む。 |
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島の東側から宇江城城跡へ向かう道は、海辺の平地の真謝集落から一気に島北部の海抜100mの段丘に上り、そこには「つむぎ橋・ていだ橋」と名付けられている高架道路が架けられていて、天空を走るような感じ。 左手遠くに渡嘉敷島、中央にハテの浜、右手奥武島の手前にはシールガチ橋が見渡せる。 |
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段丘を上りきると「阿嘉」の集落がある。 集落から海岸のほうへ「黒石森公園」へ入る道を行く。 公園からの眺め。 |
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ここには、「黒石森城節(くるしむいぐしくぶし)」の歌碑がある。 「黒石森城」というのは、城跡ではなく、真謝泊の背後にあるこの山のことで、御嶽があるそうだ。 |
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そして、この阿嘉集落を過ぎるすぐのところに、「阿嘉のひげ水」がある。 「久米島文化スポットガイドマップ28」によると、 町指定名勝 「阿嘉のヒジミジは、旧阿嘉集落の背後に屏風を張り巡らしたようにそり立った断崖の上に懸かる小さな滝のことです。強い北風をまともに受けると逆に吹き上げられ、飛散霧消し、その光景は左右の岸壁の奇と相まって壮観な光景を見せてくれます。」 この日は雨の降らない日々が続いているせいか、滝の水は落ちていなかった。 |
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ここには、「阿嘉から節」の歌碑がある。 |
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阿嘉を過ぎ、宇江城城跡へ上る道のすぐ先が「比屋定バンダ」。 「比屋定(ひやじょう)」というのは、このあたりの集落の名称で、「バンダ」というのは方言で、崖や端のことだそうだ。 「久米島文化スポットガイドマップ27」によると、 町指定名勝。 「比屋定から阿嘉に向かって緩やかな坂を登りつめた所に、展望台があります。このあたりを宮城鷹夫(当時、沖縄タイムス記者)氏によって、比屋定バンダと命名されました。この比屋定バンダの展望台に立ってみると、右側には延々12kmも青海原を突っ切って延びているリーフと、その隣に横たわる白砂の美しいハテの浜が遠望できます。眼下にはエメラルドグリーンの海と海岸線が美しく、はるか水平線上には粟国、渡名喜、慶良間の島々が眺望できます。これだけの絶景を同時に堪能できる場所は数少ないとして、文化財(名勝)に指定されました。」 |
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展望台横のドライブインに「お肉のこてつ」とあったので覗いてみると、店の一角が冷凍肉の売り場になっていて、そこに冷凍の「馬刺し」があったので、これは珍しい、と購入。 |
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1パック225g、1000円。 生肉というのは、味もさることながら、舌触り、食感がいい。 この1ケ月ほどでもう3度のリピーターになった。 |
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比屋定バンダを過ぎて少し行くと「熱帯魚の家」への標識があり、段丘を行く道路からはずれて海岸へ下りていく。 |
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「熱帯魚の家」とは何だろう、と思ってやってきたが、そこはタイドプールであった。 |
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2月でまだ寒いしお魚もいないだろうなあ、と思ったが、潮だまりを覗きに行くと、コバルトスズメやチョウチョウウオ、オヤビッチャなどが泳いでいる。 これから暖かくなって、スノーケリングをするのが楽しみだ。 |
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本島北部に住んでいた40年ほど前は、シラヒゲウニやシャコガイなんかを採ってきて食べたものだが、今はそんなことはできないんだなあ。 |
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