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芒種 次候 腐草蛍と為る (ふそうほたるとなる)
芒種の次候、「腐草蛍と為る」。

蛍が明かりをともし、飛び交うころ。

昔の人は、腐った草が蛍に生まれ変わると信じていたそうだ。

「日本の72候を楽しむ」によると、日本には40種類以上の蛍がいるそうで、沖縄には約20種類の蛍がいて、一年を通じて蛍に出会えるそうだが、私が沖縄に住んでいた7年間では海辺に住んでいたせいか、一度も蛍には出会うことがなかった。

新暦では、およそ6月10~14日ごろ。

三重県の椿大神社(つばきおおかみやしろ)では、毎年6月の第2日曜日に御田植祭があり、私は2013年6月9日に見に行った。


2021年6月16日 記

今年の芒種の次候は、6月10~14日、旧暦の5月1~5日。

以前、沖縄に住んでいたころ、旧暦の5月5日には、沖縄の糸満ハーレーが行われ、沖縄では糸満ハーレーの銅鑼の音が聞こえると梅雨が明けると聞いたことがあるが、それは梅雨前線が北上して本土が梅雨に入るということになる。

今年は、東海地方は既に例年より3週間も早く、5月16日に梅雨入りしたが、関東地方は6月10日に梅雨入りで、ほぼ例年通りのようだ。


朝晩の冷え込みは和らいできて、最低気温が20℃を越えてきたせいか、浜名湖の護岸の岩場では、フナムシが活発に動き回るのが見られるようになった。


イワガニも見られる。


水路の潮が引いたところでは、クロベンケイガニもたくさん見られた。


ランタナの花に、カラスアゲハとアゲハチョウがやってきていた。

 

トノサマバッタも大きくなった。


家の庭では、真っ赤なベニイトトンボを見つける。

ネットで調べると

「全身真っ赤なベニイトトンボは、生息地が局地的になり、絶滅危惧種に指定されてます。2012年8月の環境省が発表した第四次レッドリストによると、絶滅危惧Ⅱ類から準絶滅危惧に1ランク下がりました。生息確認された場所が増えたことが、喜ばしい結果となりましたが、それでもレッドリストに残っているので、まだまだ見守っていかなければなりません。このトンボは、平地の古くからある池などに生息してます。」

ということで、結構珍しい種類が家の庭で見つかった。

家の庭のガマの茎に、ベニイトトンボのではないだろうが、ヤゴの抜け殻が付いていた。


散歩しているとヨシの葉っぱを折り曲げて巣にしているものがあちこちで見られた。


何がいるんだろうと、ちょっと失礼して中を見ると、蜘蛛が卵とともに潜んでいた。

ネットで調べると、、ヤマトコマチグモと判明。


家のイチジクの葉っぱでも折り曲げて巣が作ってあったので、これも中を覗くと,、マミジロハエトリがいた。


しかし、ウキペディアによれば、

「シロブチサラグモの網に侵入して網主を捕食した例が観察されている」とあり、これはマミジロハエトリの巣ではなく、他の蜘蛛の巣に侵入して、その蜘蛛を捕食したようだ。


庭のあちこちの葉っぱの上にキンイロエビグモが見られる。

この蜘蛛は、ハラジロ型とキンイロ型の2型があるそうで、これは、キンイロ型だ。
 

家の庭や、家の周囲に勝手に生えてきているマサキの花が咲き始めた。

4月ごろからずっと丸い蕾のままでいて、いつ開くのだろうかと思っていたが、やっと花開いた。


マサキの葉っぱに何かの卵が産みつけられている。


散歩コースの道端では、ネジバナが咲き始めた。




近くの池では、ガマが穂を出した。

 

家の壁に、蔦などと一緒に張り付いている蔓植物の花が開き始めた。

「PictureThis」によると、「ヘンリーグリ」というノブドウの栽培品種とでたが、葉っぱの形が違うようで、「ノブドウ」なら、ウキペディアによれば、

「果実の焼酎漬け(野ぶどう酒)や、乾燥させた葉(野ぶどう茶)も飲用・販売され、肝臓病や白血病の特効薬と信じる人も居る」

ということで、実がなったら焼酎漬けをつくってみよう。



5月末に花が咲いていた、シシウドの仲間で、「PictureThis」によれば、「Angelica sylvestris」が実をつけている。


2024年6月27日 記

今年の芒種の次候は、6月10~15日。

この間はずっと晴れ。

13日には、庭の栗の花が落ち切った。

栗の花が落ちると梅雨に入るといわれていて、入梅という意味で「墜栗花(ついり)または栗花落(ついり) 」とも表記するそうだ。

15日には、蒲の穂が出てきて、アガパンサスが咲き始めた。

12日にひまわりファームと舞阪の魚屋へ買い出しに行く。

ひまわりファームでは、野菜の種類は少なく、蕪(120円)、トウモロコシ(140円)、ジャガイモ(120円)を購入。

このほかに、旬を迎えたか、ラッキョウ(1袋250円)とキュウリ(100円)が安くなって並んでいた。


舞阪の魚屋では、いろいろ定番の魚が並んでいたが、大きなコチが活かしで並んでいたので購入。

大小2尾で、1200円。

大は、48cm、760g。小は、36cm、260g

 
 

「おいしい魚図鑑」によると、

「秋は深いところへ移って冬をすごし、春になると浅い所へ動き出す。7・8月ごろ、浅い底の石の間に卵を産むが、初夏のころは、ほとんど絶食状態ですごした冬のおとろえを挽回しようと、なまけ者にはめずらしくエサを食べたあとでグッとうまくなる。」

ということで、脂がのって美味い。

とりあえずは、氷水で〆て刺身で。

かなり脂がのっているので、青紫蘇をツマに添えた。


腹を開くと、白子が発達していた。


内臓も定番の煮付けで、アラは味噌汁で旨い。

 

例によって、アラをつついていて見つけた、「コチのタイ」

 
 

今回、取れた身が多かったので、残りは天ぷらにした。

この日は、久々に「生シラス」もあったので購入。

1パック、400g、1300円。


生シラスといえば、「生シラス丼」


生シラスも量が多いので、青紫蘇と一緒にかき揚げにして、コチの天ぷらと一緒にいただく。


残った天ぷらは後日、玉ねぎのかき揚げも揚げておいて、干蕎麦を茹でて、卵、青紫蘇とともに麵つゆをぶっかけて、「ぶっかけ天玉蕎麦」として、これがまた旨い。