祭り見物 / 岐阜県 / 手力雄神社の火祭り |
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お祭の検索をしていて、岐阜の手力雄(たぢからお)神社で火祭りがあることをしり、2010年4月10日に午後からでかけた。 岐阜市内からはそんなに遠くなく、金華山の岐阜城が望める。 |
けっこうな賑わいだが、そんなに混雑した感じではない。 |
手力雄神社は、貞観2年(860)の創建というから平安時代、清和天皇のころになる。 祭神は、もちろん天岩戸伝説で有名な、手力雄命。 社殿は新しく、拝殿の屋根や庇の蛙又には、道教でおなじみの「太極」の神紋がある。 |
神社への入り口の鳥居の脇に詰め所のような小さな建物があり、鳳凰と鶴の木彫りの飾りがあった。 |
境内の広場には、御神燈が林立し、各地域ごとに張りぼての飾りが立つ。 |
祭りのプログラムが貼ってあるが、初めて来たのでどうゆうものかよくわからず、とりあえず縁日の屋台が並ぶ道を西へ歩くと爆竹が鳴り始め、赤い鳥居前で「長持ち」をかついだ一団が練りを始めるのに行き当たった。 |
蔵前町、切通、細畑、手力町、芋島町、高田町、東中島、野一色の8地区の練りが続く。 半鐘をたたく若者達が、爆竹の炸裂するなかに身をさらす。
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爆竹が鳴るのは中国にいるときにもよく行き合ったが、ここのはすごい。 |
練りが始まった赤い鳥居にかかる、手力雄命の怪力でしめあげたような巨大な注連縄が印象的だった。 |
長持ちの宮入のあと、夕方まで2時間余り、屋台のから揚げとビールで腹ごしらえして日が暮れるのを待つ。 消防団と警察が出て、ロープの張られた中には入らないように厳重に管理されて、祭りの終わる21時すぎまでトイレに行くこともできなくなる。 17時半ごろから、各地区の飾り神輿の宮入が始まった。 |
宮入後、まずは林立する御神燈への点火が始まる。 |
そして、メインイベントの滝花火が始まった。 8地区それぞれあるので、こんなの見たことがない、といった光景が続く。 滝花火を堪能したが、その後の手筒花火がまたすごい。 |
祭り見物は久しぶりだったが、この火祭りは面白かった。 |