祭り見物 / 三重県 / 桑名の石取り祭り
 桑名の石取り祭り
2013年8月3・4日に桑名市で日本一やかましいことで有名な石取祭(いしどりまつり)があったので、4日に見物にでかけた。

3日が試楽、4日が本楽で、私は4日午後に見に行った。

祭りについては、桑名石取祭保存会公式HPが詳しい。

日中は、八間通りを中心にして、祭車が曳きまわされる。

 
 

多くは提灯12個をぶら下げた十二張山形という祭車だが、蘭陵王や神功皇后などの人形を載せたものもある。

 
 

祭車は漆塗りですばらしい木彫りの飾りもつき豪華なものだ。

 
 

夕方18時半からは、「渡祭」とよばれ、各町の祭車が桑名総社の春日神社の神門前で太鼓と鉦を打ち鳴らす。

 

初めに提灯にともす火を神様からもらい受け、酒樽の鏡割りをして参拝者に振舞ってから祭車が入場してきた。

 
 
 

祭車は38番まであり、23時半ごろまで続くが、本当にやかましくて、私は19時半ごろには疲れてしまい、神門前を離れて出店のでている八間通りをぶらつき、雨も降り始めたので20時過ぎには桑名駅へ向かい帰った。

この日、桑名へ着いてからまず祭りの中心になる「春日神社」へ詣でた。

 
 

一の鳥居は、1667年に七代桑名藩主松平定重によって建てられたという「銅鳥居」

そして立派な神門が建つ。

 
 

そして、二の鳥居、拝殿と続く。

 
 

拝殿前の左右に、この祭りの由来となる、「石」が奉納されている。

 
 

拝殿には賽銭箱が二つあり、桑名の産土神、天津彦命と天久々斯比命を祀る桑名神社と中臣神社が並んで祀られている。

 
 

神紋は、それぞれ上がり藤に「三」と「大」の字がつく。