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伊富岐神楽

2013年4月14日日曜日、垂井の伊富岐神社(いぶきじんじゃ)で行われる伊富岐神楽を見に行った。

 

伊富岐神社は、尾張氏と同祖の天火名命の子孫であるという伊福氏(伊福部氏)が、その祖神をまつる神社であるということで、以前訪れたことがある


伊富岐神楽は、 4月の第2日曜日に行われる例大祭で奉納される。

神社でもらったパンフレットによると、この神楽は、天明7年(1787)にはじまり、豊作と村人の安全を祈願して毎年続けられているそうだ。

10時過ぎにJRの垂井駅に到着、歩いて約1時間で伊富岐神社に到着。

祭りは13時から、ということで、とりあえずはおにぎりで腹ごしらえ。

前回来た時に、近所には食堂もコンビにもないことはわかっていたので、栄生をでるときにコンビニでおにぎりを買っておいた。

 

12時を過ぎると、紋付袴の人たちが集まり始め、13時から神事がはじまった。

 

神事は、祓い・宮司一拝・献饌・祝詞奏上・神楽奉納・玉串奉納・撤饌・宮司一拝と型通り続き、神楽奉納では、「鈴の舞」が舞われる。

社殿内での神事が終わった後、境内に杉の葉つきの枝で長方形に区切られた一角で、伊富岐神楽が引き続き奉納された。

演目は、

2.悪魔払いの舞
3.祇園囃
4.岡崎の舞
5.神来舞
6.扇神来舞

ゆったりと演目は進み、「神来舞」の途中では動きがあって、獅子が境内を歩き回り、子供たちの頭を噛んで厄払いをする。

最後には、祭り恒例の餅撒きがあり、16時前に祭りは終わった。

祭りの始まる頃はまばらだった見物人も餅撒きのころには結構な人数になっていた。


この日、JRの垂井駅から相川沿いの道を歩いたが、川には伊吹山を背景に鯉のぼりが泳いでいた。