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32 和爾坐赤坂比古神社
山の辺の道は白川ダムから山のほうへ入っていくが、観光農園で手にいれた「天理 観光ガイド」というパンフレットにある地図によると、山を西へ降りると、和爾氏にまつわる神社や古墳群があるとのことで、まずは「和爾坐赤坂比古神社(わにいますあかさかひこじんじゃ)」へ向かう。

アバウトな地図のため、どこかで折れなくてはいけないところをそのまま西へ下って、国道169号に出てしまい、
既に13時すぎて腹も減っていたので国道沿いの食堂で、冷たいビールと冷やし中華で一休み。

一息ついて、国道を南へしばらく歩くと、東に和爾の集落が見えてきて、その集落へ向かう。

集落の坂道を登っていくと、雰囲気のいいお屋敷が見えてきて、そこから西への路地のむこうに鳥居がみえて、そこが「和爾坐赤坂比古神社」であった。

 

境内に由緒書は見当たらなかったが、和邇氏の氏神様のようだ。

境内は思ったより小さく、拝殿は修復中であった。

拝殿の瓦の神紋は、織田家と同じの「木瓜」。


本殿は、丹塗りの春日造り。


ネット検索すると、祭神は、「阿田賀田須命」と宗像三女神の「市杵嶋比賣命」。

「阿田賀田須命は、大国主命の息子である、事代主命の子孫で、和爾氏の祖神であるらしい。

左右に祀られている末社の祭神は不明。


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