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26 萱生~竹之内
2010年7月18日、また山の辺の道の続きを歩いた。

いつものように5:30の名古屋発の近鉄で途中中川で乗り換え桜井へ、そこでJRに乗り換えて長柄駅で降り、歩き始めた。

梅雨明けで今回は快晴のもとでの散歩になった。

長柄駅から東へ、山の辺の道の本道の通る萱生(かよう)の集落へ向かう。

前回山から下るときは気がつかなかったが、上り道側から「マカバ古墳」の説明版があるのに気がついた。

 

古墳の上は柿畑になっていて、脇に「刀根早生柿発祥の地」の石碑が立つ。


刀根早生柿は、「冨有」「平核無」とともに日本三大柿品種の一つなのだそうだ。

そこから萱生(かよう)の西山塚古墳までもどり、山の辺の道の本道を北へ向かうとすぐ、「波多子塚古墳」の説明板がある。

 
 

この古墳は、前回、西山塚古墳から長柄駅へ下るときも、古墳かなあ、と写真に撮ったもので、今回、説明板があって古墳であることを確認できてうれしかった。


萱生の集落から竹之内の集落へは農地が続く。


竹之内集落は、環濠があることで有名とのことで、本道から集落の方へ登る。

初め環濠はわからず、立派なお屋敷が並ぶ集落の中へ入り、ひとまわりまわってもとの集落の入口のところへ戻って、説明板があることに気がついた。


説明板のあるところが小さな公園になっていて、その奥へいくと、わずかに残る環濠があった。


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