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12 恵比寿神社
2010年6月13日に初めて山の辺の道を歩いたが、寄り道が多くて箸墓古墳までで帰っったので、6月20日、再訪した。

近鉄の桜井駅でJRの桜井線に乗り換え、2つ目の駅の三輪駅で降りて歩き始めた。

駅のすぐ近くに「恵比寿神社」があるのでまずはそこから。

 

事代主命は、大国主命の子供で、共に国譲りに対して素直に受け入れた神様で、そのときに釣りをしていたことから事代主が恵比寿さまとして祀られるようになったらしい。

八尋熊鰐命は、事代主命の化身であるそうで、加夜奈留美命は、出雲系の神様で、事代主命とともに天皇家を守護する神とのこと。

拝殿の神紋は、「三つ蔓柏」。

柏の葉は、祭事の神饌を盛るのに用いられたため、瑞祥・信仰的意義から、神職の家が柏葉を家紋とするようになったそうだ。


境内には、恵比寿様といえば大黒様で、大物主(大国主)命を祀る金毘羅さんも祀られている。


蟇股の飾りに「金」の字が見える。


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