表紙 / 神社・古墳めぐり / 山の辺の道を歩く / 志貴御県坐神社~大神神社

04 志貴御県坐神社~大神神社
志貴御県坐神社からまた山の辺の道にもどり山道を大神神社に向かう。


すぐに、平等寺にたどり着く。


ここは聖徳太子ゆかりのお寺だそうだ。


本堂屋根の丸瓦は、ヒマワリのような花の紋が付く。

 

平等寺からまた山側にそれると、「大行事社(だいぎょうじしゃ)」があった。


祭神は、事代主神、加屋奈流美神(かやなるみのかみ)、八尋鰐(やひろわに)。

恵比寿様と出雲ゆかりの神様が祀られていて、八尋鰐なるサメの神様もいることを知る。


本殿は、妻入りの庇が付き、出雲の大社造りの様式のようだ。


本道にもどり進むと、日向神社の道標があり、また横道に入る。


櫛御方命(クシミカタノミコト)は、大物主と活玉依毘売(イクタマヨリビメ)の間に生まれた子供で、櫛御方命の子供が飯肩巣見命(イヒカタスミノミコト)。

建甕槌命(タケイカヅチノミコト)は、天照大御神によって高天原から葦原中国に遣わされ、大国主神の御子である力自慢の建御名方神(タケミナカタ)を諏訪へ追いつめて屈服させた武神で、茨城県の鹿島神宮の祭神。


また本道に戻り進むと、大神神社の手前に赤い鳥居のお稲荷さんがあり、その先の古そうな土塀が印象的だった。



山の辺の道を歩く 05 へ