表紙 / 中国での日々 / ぶらぶら歩き / 倉橋直街 |
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当時、私が散歩に出かけるとき、「走遍中国 浙江省」というガイドブックを参考にしていたが、紹興の「東浦古鎮」と並んで「倉橋直街」というところが紹介されていて、この時は、安昌鎮から紹興市外へもどってからそこも散歩した。 |
初めて紹興へきたとき、このあたりも三輪自転車に揺られて通ったことがあるような気がした。 白壁に黒瓦、石畳の細い路に水路。 紹興のおちついた風景を見ることができる。 |
水路側には通路がないので、水路の風景はところどころにある石橋の上から眺めることになる。 |
街路に面したところは、商店や喫茶店などが並ぶ。 |
18時もすぎたので、夕飯にと、老街の入り口にある店に入った。 |
食材の並ぶ冷蔵庫をみても、これ、といった特色のあるものがないので、主人に紹興名物を、とお勧めの2品をたのむ。 |
「苺菜硬茎豆腐」というのは、硬茎はものすごい硬い繊維で、噛み切れず、よく噛んでも繊維が細かくならず、口から出した。 茎の中の柔らかいところを歯でしごいて出しそれを味わうが、塩水に漬けてあったらしくやけに塩辛い。 これは食べれん、とあきらめたが、これから出た塩分が豆腐にいい味をつけて、豆腐は美味かった。 「干菜釦肉」も干菜の繊維が硬く、塩辛すぎて、これはご飯のおかずかな。 ビールには合わん。 夏は喉が渇くので、つい冷たいビールになるが、寒い時期にきて燗のついた甘口の紹興酒で塩辛い料理をつまむのがいいのかもしれない。 ビール2本飲んで、〆て45RMB(720円)。 |
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