表紙 / 中国での日々 / 日常の出来事 / 中秋節(義烏) |
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2006年10月6日は、旧暦の8月15日の中秋節で、中国では春節に次ぐ大事な節句。 朝は曇り空だったが、午後から晴れてきて、中秋の名月を拝むことができた。 私が住んでいたアパートの近くに「綉湖公園」があり、そこには宋代に建てられたという「大安寺塔」というレンガつくりの塔が保存されていて、塔をからめて名月の写真でも撮ってみようと散歩にでかけた。 |
公園は散歩する多くの人たちで賑わっていた。 池のほとりでは、「綉湖社区歌曲演唱団」が演奏会をやっていて、ここも多くの人で賑わっていた。 私の行った頃は、チベット方面か、どこか少数民族の衣装を着た女性が民謡を歌っていた。 息を長く歌うところでは見ている人たちの喝采をあびていた。いい声です。 |
公園をひとわたり見てから、昼間あんなに売っていたウニのような線香はどうなっているだろうかと下町の雰囲気のある、「保聨街」へブラリと歩いていく。 期待はみごとに当たり、いくつものお店の軒先に線香がぶらさげてあり、そうか、あれは室内では無理だな、とわかった。 |
海南島では、海岸でお月様を拝む姿がみられたが、ここ義烏の公園ではそうした姿は見られなかった。 皆、お家の中で拝んでいるんだろうか? |
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